2008.05.16

コーステップ関係者関東近辺在住者連合 発足準備会

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東京近郊に住んでいる、CoSTEP生、CoSTEP修了生、CoSTEP応援団が集まって「コーステップ関係者関東近辺在住者連合(通称:コ関連(^-^;)」の発足準備会(要するに飲み会(^o^)を開きました。
当日は元CoSTEP特認教授の隈本先生を初めとして、1~3期の修了生、現役の4期生、そしてCoSTEP応援団として札幌で活躍したメンバーで、関東地方に異動してきたメンバーが集まりました。ほとんどが初対面同士でしたが、そこは「コミュニケーション能力」を高めたメンバーばかり。隈本先生の司会の下、一気に盛り上がりました。
コミュニケーション活動を実践しているメンバーも多く(私もその一人?)、これからの活動が楽しみです。

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2008.03.11

第10回気象サイエンスカフェ東京

20080311

 久しぶりの「気象サイエンスカフェ東京」はNHKの気象解説でおなじみ、花粉予報のさきがけでいらっしゃる村山貢司さんをお迎えして「『増え続ける花粉』-花粉飛散研究のいま-」と題して開催しました。
 今回は、気象サイエンスカフェ東京としては初めて、ゲストとファシリテーターとの対談方式で前半を行ってみました。ファシリテーターは、不肖ながら私が勤めました。

 花粉症とは何かという話からはじめて、花粉症の予防法、観測の話し、予報の方法と、自分も花粉症である程度は知識を持っていたものの、初めて聞く話が多く、大変楽しい会になりました。
 自分が印象に残った話は次のとおり。

 ・「花粉が観測された」と発表するのは1cmあたりに1個の花粉が発表された時なので、その時には既に1平方メートルでは1万個の花粉が落ちていることになる。
 ・花粉の元となる杉の木は、戦後植林されてそのまま放置されている(材木として使用されない)ため、今後少なくとも2050年まではスギ花粉は増え続ける。
 ・現在、花粉症になっていない人も、花粉をある一定以上浴びると花粉症になる可能性がある。遺伝的に花粉症を発祥しない人は日本人の15%しかいない。
 ・雨が降っていると、杉は花粉を飛ばさないが、翌日になって二日分飛ばすことになる。
 ・雨の降り始めは下降気流によって、上空の花粉が地上に降りてくるので花粉の量は増える。
 ・日没以降も、対流が収まって花粉症は地上に降りてくる。このため、花粉数のピークは昼と夕方。
 などなど。

 写真は後半の質問時間のもので、左端で顔を見せているのが村山さんです。

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2008.02.09

本を出しました

 昨年の1月頃から書き始めていた原稿がようやく本になりました。
 「天気図がわかる」という本です。天気図についての、基本的な知識から始まって、季節ごとの典型的な天気図や、記録(記憶)に残る天気図を紹介し、最後は専門化向けの天気図についても解説しています。

 自分としては特に、第3章の記録に残る天気図の章が、他の本にはない内容になっていると思っています。

 読んだら、感想を聞かせてください~い(^_^)。

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2007.11.25

サイエンスアゴラ2007

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 日本科学未来館で開かれている「サイエンスアゴラ2007」に行ってきた(アゴラとは広場の意味)。様々な科学コミュニケーションのイベント、展示などが行われていたが、私が参加したのは元CoSTEPの仲間たちや、現役CoSTEP受講生たちが開いたワークショップ「サイエンスカフェって何?~できることをさぐろう」。

 会場に集まったのは、実際にサイエンスカフェを実施している人たちがほとんど。色々な経験や、工夫、悩みなどが披露された。もっと、報告があって良かったかも。

 「日常生活の中にサイエンスを持ち込む手段としてサイエンスカフェがある」という言葉が耳に残った。カフェで議論する日常がない日本では、カフェにこだわらず様々な活動があって良いのではないかとも。

 広島から報告があった、行政が行うサイエンスカフェの試みは、ファシリテーターの人の努力の成果もあり、なかなか面白い。地域に根ざした活動が良いのかも。

 大半のよく分からないカフェを改善するためには、まずは、実施する人の意識が変わらないとダメなんだろう。

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2007.05.13

公開気象講演会

20070513
 今日、(社)日本気象学会創立125年を記念した「公開気象講演会」が開催されました。テーマを大雨、竜巻、台風と一般の方にも興味のあるものにしたためか、学会の春季大会に合わせて開催したためか、立ち見が出るほどの盛況。
 ただ、内容としては、一般の人が聞くには専門的過ぎるし、質問は気象マニアが長々とするしで、ちょっと再考の余地あり。サイエンスカフェの手法を使うともっと良くなりそうです。

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2007.04.12

気象サイエンスカフェ東京

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 今日、気象予報士会と気象学会共催の、今年度最初の「気象サインスカフェ東京」が開催されました。話題は 「竜巻などの突風現象について」で、ゲストは気象研究所気象衛星・観測システム研究部の鈴木修さん。あの、昨年11月7日に佐呂間で竜巻が発生した時には、つくばから駆けつけて現地調査を行った研究者です。
 竜巻の基本的な話が多かったのですが、一般の人にはやや難しかったかな。途中で気象予報士の解説が入ったのが良かったので、それをヒントにもう少しやり方を考えた方が良いかもしれません。

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2007.03.18

懇親会

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 最後は当然ながら懇親会(^-^;。乾杯の音頭は開講後の懇親会と同じく栃内先生でした。このあと、延々とCoSTEPに関する議論が続きます・・・

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2007.03.17

北大総長祝辞

シンポジウムの後は、CoSTEP生の修了式。
なんと、北大総長から祝辞をいただきました。修了証書も総長命で公印付で感激です。

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シンポジウム


CoSTEP2期生の作品発表のあとは科学コミュニケーション教育についてのシンポジウムが開催されました。
今後の課題として「対立するテーマをいかに扱うか」、「CoSTEPの活動をどう評価するか」といったことが話されました。

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CoSTEP生発表

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 CoSTEP2.0のメイン行事、本科生の発表です。ラジオ番組制作、Web製作、サイエンスカフェ実施の順で発表が行われました。ラジオ班はビジュアル的なことがなかった反動か、コスプレで発表(^o^)。Web班は交代でその切り口と苦労話を、こちらは静止画しかない反動か動画のインタビュー付で(^-^;。最後のサイエンスカフェ班はサイエンスカフェ会場をステージ上に再現して発表。こちらはいつも発言できない反動か、いつの間にか議論が始まっていましたV(^0^)。

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