2014.02.06

再開

フェイスブックで発言したら、昔の友人からコメントが付いて、とっても参考になる意見が。
やっぱり、「発信したところに情報が集まる」んだと実感。

というわけで、ブログへの投稿を再開することにしました。

で、早速・・・

私の拙著「天気図がわかる」を読んでくださった方から質問の手紙が来ました。
「s-P1010928.jpg」をダウンロード

失礼な言い方かもしれないけれど、しっかり読んで勉強している人っているんですね。
とってもありがたいことです。

その、いただいた質問を読んで思ったのは、最近facebookでも少し話題にしている「専門家と一般の方とのギャップ」。
こちらがイメージしていることを、簡単な日本語で説明しても全く違う理解をされてしまうことがあるんですね。
なかなか、難しい。

お互いに意味を共有している言葉で丁寧に説明する必要を感じました。


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2008.03.21

天気予報を信用している人は94%

朝日新聞の世論調査によると、天気予報を「信用している」人と「ある程度信用している」人の割合は94%もいるのだそうな。家族を信用している人が97%で、それに続く数字だとの事なので、いかに高いかが分かるだろう。
面白と思うのが「科学技術」を信用している人は86%で天気予報よりも低いこと。天気予報は科学技術の成果なのだが、科学技術よりも天気予報の方が信用されているということは、科学技術の中でも原子力や遺伝子活用技術などのように、明らかに反対する人がいる技術に比べて信頼されているということなのだろうか。それとも、天気予報を伝えている気象キャスターの皆さんのキャラクターに負うところが多いのだろうか。後者だとすれば、科学技術において、天気予報はコミュニケーションが取れている分野と言えるのかもしれない。
もう一つ気になるのが、「官僚」を信用している人は18%と非常に低いこと。気象予報士が発表する天気予報でも、その元データとなる数値予報は気象庁発表のものが基本となっているので、天気予報の大半は公務員、つまり官僚が作っていることになるのだが、一般の人にはそういう感覚はないのだろう。気象庁職員も自分が官僚と思ってはいないと思うが。
色々と考えると94%という数字、なかなか興味深い。何はともあれ、この信用を失わないようにしなくては。

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2007.05.20

清水灯台

20070520
 静岡県の三保の松原のすぐ近くにある「清水灯台」。日本最古の鉄筋コンクリート製灯台だそうです。
 すぐ左に見える黒いコンクリートの建造物は、おそらく津波対策用の堤防。東海地震の震源が海底であれば、間違いなく津波に襲われる地域です。

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2007.04.15

レオナルド・ダ・ヴィンチ展

20070415
 上野の東京国立博物館で開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」展を見てきました。売り物は第一会場の「受胎告知」で、私が行ったときは門からすぐのところから並んでいて35分待ちでした。

 「受胎告知」は人の配置などが画面中央の1点に収束する「1点消失遠近法」で描かれているとのことですが、よく見ると、マリアの手の位置と下のテーブルの位置があっていない「だまし絵」のようにも見えました。これは、この絵が右手のほうから見られることを意識して描かれた物であることが原因なのかもしれません。

 もう一つの遠近法である、遠くのものほど青く見える「空気遠近法」も使われていますが、これは、ご存知のとおり、空気分子による光の散乱が原因。空が青く見えるのと一緒です。

 ダ・ヴィンチ展は「受胎告知」ばかりが宣伝されているような気がしますが、実際には、他の永久機関などの運動や、楕円を描くためのコンパス、人体の色々な部分の比についての研究などなど、数多くの展示があり、充実しています。ただ、やたらと人が多く、かつ常時間にわたって立って見なければならないので、かなり疲れました。

 午後になると多少空いていたので、並ぶのが嫌な人は午後の方が良いのかも。

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2006.12.17

はいれるん?

 歳の瀬を向かえ、世の中はなんとなく落ち着かない感じになってきたが、受験生たちは最後の追い込みに入っているころだろうか。合格祈願と言えば、昔は神社のお守りが定番だったが、最近は「きっと勝つぞ」で「キットカット」、「きっちり通る」で「キシリトール」ガムなどが人気だそうだ。その中には「入れるもん」で「ハイレモン」というのがあった。ほとんどオヤジギャグの世界だが、これがいいなら我らが気象庁マスコットキャラクターの「はれるん」は「入れるん」のもじりで縁起が良いのでは?(^-^;。はれるんキャラクターグッズが合格の縁起担ぎグッズとして人気が出るかも。

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2006.12.10

アメフト観戦

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 関東学生アメリカンフットボール1部リーグBブロック2位の明治大学と北日本大学1位の北大の対戦となったシトロンボールを見てきました。パスインターセプトやハンブルを押さえてのターン・オーバーなどもあって、北大が一時はリードしましたが、後半逆転されて惜敗。なかなか良いゲームで久しぶりのアメフト観戦を楽しみました。

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2006.11.26

エコブース

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 ホワイトイルミネーションにあわせて、大通り1丁目で開催されているミュンヘン・クリスマス市に行ってきました。会場ではガラス製品などのクリスマスグッズが売られているほか、ソーセージやグリューワインなどドイツ名産品を食することができるようになっています。そして、その食器はよくある使い捨ての紙コップやプラ容器などではなく、割れにくい素材で作られたキャンプ用食器で、それらは写真のエコブースに集められて洗浄しています。エコブースの中では何人もの人が一生懸命食器を洗っていました。ミュンヘンのあるドイツは、環境保護先進国で、このような取り組みは各地で行われているそうです。
 実は10月に札幌で開催した気候講演会で、講演者の一人であるビアンカ・フュルストさんに、この話を伺っていました。ご本人もこのエコブースと同じ建物の一角で、自然素材のクリスマス飾りの販売をしていました。
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2006.11.18

ファイターズ優勝パレード

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 北海道日本ハムファイターズの優勝パレード。そんなに体験できないことなので、行ってきました。後で分かりましたが、13万人以上の参加があったそうで、駅前通の車道が駅前からすすき野まで人で埋まっていました。
 ところで、優勝パレードと言えば紙ふぶき。以前、ニューヨークメッツの優勝時に、パレード前日の天気予報で「晴れところにより紙ふぶき」と言ったという逸話が有名ですが、今回、そのような天気予報があったかどうかは不明(^-^;。紙ふぶきの大きさはあまり小さくしないようにという事前通告の元、許可されましたが、実際にはかなり細かなものがありました。
 掃除は一つ一つスタッフの人が拾っていましたが、パレードに参加した一般の人々もこれに参加。こういうところが「地元球団」への愛着ということでしょうか。
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2006.07.29

デジタルで変わる災害情報

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 日本災害情報学会が主催して東京大学山上会館で『デジタルで変わる災害情報 ~地デジ・ワンセグ・情報共有プラットフォーム~』と題する公開フォーラムが開催されました。詳細な情報を受け手ごとに変えて情報を送ることができるデジタル放送は、災害情報の伝達に大きな効果を果たすことができそうです。写真は、開会にあたり挨拶をしている藤吉洋一郎NHK解説委員。

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2006.06.21

北海道サマータイム

今日から恒例のサマータイム導入実験が始まった。でも、これって要するに複数の会社が連動して行う「フレックスタイム制」なのでは?本来のサマータイムは、国全体が時刻をずらして、全員が冬と同じ時刻に出社するなどの対応をとること。銀行の窓口が8時に開いても、閉まるのはいつもと同じ15時では、フレックスタイムにしてお客さんへのサービス強化をしただけ。いや、それが目的ならそれでもいいんですけどね(^-^;。
実行委員長は「いつか本当のサマータイムにこぎつけたい」とおっしゃっているようですが、その時は、全員がサマータイム開始当日に睡眠時間を1時間削り、終了日に睡眠時間が1時間長くするだけなのでは?明るい間は店を開けると言うのであれば、そのためにはやはりフレックスタイムにして人員を確保しなければならず、夏にそれができるのであれば、冬にもできるのでは?
どうも、わからない・・・

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