2008.05.26
2008.03.25
2007.08.16
40.9℃ 記録更新
ついに、74年ぶりに日本最高気温の記録を更新した。本日、岐阜県多治見と埼玉県熊谷で1933年7月24日に山形で記録した40.8℃を抜いて40.9℃を記録。
山形の記録は台風が日本海にあり、熱気が運ばれた上に山越えの気流によりフェーンが発生しために気温が上がったもの。今回の熊谷もややフェーンの効果もあるが、そもそも高気圧の中心がここ数日どっかりと日本の真上にあり、高温が続いた事が主な原因だろう。
こんなに全国的に暑い日が続いているのというのに、湘南辻堂の今日の最高気温は31.5℃。涼しいとは言いがたいが、内陸部に比べると随分と低い。海は偉大である。
2007.08.15
2007.08.01
木製バット?
昨日行われた高校野球東東京大会準決勝「帝京対関東一」が雨天コールドゲームになったことが物議を醸している。
Yahooニュースのページhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000003-spn-spo
同じイニング数を戦っているのだから、どちらかに有利ということは無いと思うが、それよりも気になるのは、「5回途中からは木製バットを使用した」という内容。
金属性バットには雷が落ちやすいが木製バットならば安全と考えたのであれば、これは大問題。雷は周りよりも高いところに落ちやすいと言う性質はあるけれど、金属に落ちやすいということはないということは、既に気象界の常識。木製バットが安全なんてことは昔の誤った知識で、雷が鳴っていたのであれば、グラウンドなど、広い場所でやっているスポーツは即刻試合を中止すべき。高野連って、特待生問題などへの対応を見ても、なんと旧態依然とした組織だろうと思うけれど、知識も旧態依然なのか。
おそらく、試合中に落雷で生徒が怪我をしたとしたら、責任を問われるはず。それ以前に、生徒がかわいそう。正しい知識を持って、運営にあたって欲しい。
2007.07.29
梅雨明け間近

先週の火曜日から暑い日が続いています。「もう、梅雨は明けているのでは?」という声も聞こえますが、今夜は神奈川では大雷雨。明日も大気の状態が不安定な状態が続きます。梅雨明けはこの悪天の後でしょうか。
梅雨前線がかかっているわけではないので、厳密には梅雨の気圧配置ではありませんが、雨が降るのが分かっているのに、さすがに梅雨明けの発表は無理というところ?(^^ゞ
2007.07.15
台風4号通過
台風4号は予報したコースのやや南よりを通って、東へ抜けました。
太平洋側を通る台風のよくあるパターンで、北側に陸地があるためにそこでは雲が発生せず、結果として台風の前面では大雨が降るものの、中心が過ぎるとすぐに雨がやむという経過をたどりました。
それでも、前日の前線による雨も加えて神奈川県西部ではトータルで300ミリを越える大雨となり、小田原では土砂崩れなどの被害が出ました。
台風4号接近

【2007年7月15日8時のレーダー画像:気象庁HPより】
台風4号が太平洋の沿岸に沿って東に進んでいます。7月としては異例のコース。上の画像で分かるとおり、湘南には強い雨雲がかかってきました。台風の後ろ側にはほとんど雨雲はありませんので、台風が近づいてくる今日の日中が最も警戒するべき時間帯です。雨と風に警戒を。
2007.06.14
関東地方梅雨入り
平年より6日、昨年より5日遅く、今日、関東地方に梅雨入りの発表がありました。
その情報発表の本文は次のとおり。
「(見出し)
関東甲信地方は、梅雨入りしたと見られます。
(本文)
関東甲信地方は、低気圧や前線の影響で、全般に雨となっています。
向こう一週間は、低気圧や前線の影響で、明日にかけて雨の降る天気とな
り、その後も曇りの日が多い見込みです。
このため、関東甲信地方は6月14日ごろに梅雨入りしたと見られます。」
「○○日に梅雨入りしたと見られます」と今日の日付を示すのも奇妙だけれど、その日付に「ごろ」をつけるのはもっと変(ーー;)。これは、過去、科学技術者である気象庁長官と、「なんだかよく分からない!」と言った国会議員との論争の結果です。
自然な日本語にしたいですねσ(^◇^;)。
2007.05.31
神奈川県で局地的大雨
31日、上空に寒気が入って大気の状態が不安定になり、神奈川県内でも雷を伴った大雨。18時までの1時間に、解析雨量で川崎市中原区と高津区付近で約90ミリ、アメダスでは横浜市港北区日吉で45ミリの土砂降りとなった。新聞報道では、雹が降ったところもあるようだ。
この雨で中原区で浸水被害、その他各地で停電。6月1日は鮎の解禁日で、そのために相模川で準備していた人が中洲に取り残されるという事件も。
2007.05.27
2007.05.16
2007.05.03
GWの富士山

(写真は4月30日に足柄峠から撮った富士山)
「GWは工場が休みなので、空気が澄んで富士山が良く見える」と言われる事がある。果たして本当だろうか?確かに今年も29日、30日は空気が澄んで富士山が良く見えた。しかしこれは、28日に低気圧が通って冷たい空気が入ったことのほうが主な要因だ。その後、悪天が続いたあと今日は晴れたが、工場が休み始めてからもう6日目になろうというのに富士山は見えない。
偶然に理屈をつけてもっともらしいことを言うのは、少なくとも科学技術の成果として天気を語る姿ではないと思う。
2007.04.29
善福寺川
善福寺川緑地とそれに続く和田掘講演は、ここが東京23区の中だということを忘れてしまうほど緑が多く、杉並区のオアシスだ。ところが、この中を流れる善福寺川は、その蛇行の様子からも分かるように、過去何度も氾濫している。この氾濫を抑えるために、水位が上がって越堤する寸前に川の水を取り込む「調整池」がいくつか設けられている。

このテニスコートもその一つ。周りがコンクリートで囲まれていることから分かるように、ここに水が溜まるようにできているのだ。

川の堤防側はこのように隙間が開いていて、矢印の方向から水が流れ込んでテニスコートに溜まるようになっている。
ただ、平成17年9月4日から5日にかけて、このあたりでは1時間に100mmを超える雨が降り、浸水被害が発生した(東京管区気象台作成資料〔PDF:610KB〕)。このため、現在でも新たな調整池を作るなどの整備が行われているようである。
2007.04.15
寒冷前線通過

今朝、寒冷前線が通過して、日中は気温が上がりました。
え?「間違ってる!」と思いますか?では、言葉を省略せずに説明しましょう。
天気図上では間違いなく寒冷前線が通過しています。
しかし、これは大きな規模での話で、実際には下層の寒気は日本の中央部の山脈にさえぎられていて、下層の寒気が関東地方に達するまでには半日~1日程度かかります。
この下層の寒気が入るまでの間は、寒冷前線線の前面で入った暖かく湿った空気が関東地方を覆っています。上層の雲は寒冷前線本体と一緒に東へ進みますので、関東地方は晴れます。そのために、関東地方ではさらに気温が上がります。
というわけで、寒冷前線が通ったのにも関わらず、関東地方では、晴れて気温が上がるというわけです。
下層の寒気が関東地方にも達する明日は、最高気温の予想は今日より7度も低くなっています。
2007.04.02
2007.03.30
環天頂アーク

薄曇りの空を見上げると、太陽の遥か上に横に真っ直ぐな虹が。氷の結晶である雲で光が屈折して見られる環天頂アーク(天頂環)です。
はたしてこれは吉兆か凶兆か?(^-^;
後日記載注:4月2日まで画像が正常に表示されていませんでした。すみません<(_ _)>
2007.03.16
地球温暖化と北海道農業

地球の温暖化が進むと色々な影響が出ますが、最も深刻な影響を受けると思われるものの一つに農業があります。今日は札幌エルプラザでタイトルのシンポジウムがありました。CO2が増えること、気温が上がることによって農産物の収穫量がどう変わるのか、病害虫がどう変わるのかといった報告や、既に温暖化によって現れていると思われる現象など、大変参考になる話が聞けました。
2007.03.13
冬に逆戻り

もう3月中旬になりますが、真冬並みの寒気が戻ってきました。今朝9時の札幌上空500hPa(約5100m)の気温はマイナス37.9℃。超一級の寒気です。外を歩いていると、寒さに慣れていない身体には今年一番の吹雪という感じです。
2007.03.11
「風を観る、雲をつかむ」

今日、14時から札幌管区気象台主催の「気象サイエンスカフェ」が開催されます。場所はいつもCoSTEPがサイエンスカフェを開催している場所と同じく紀伊国屋書店札幌本店の1階インナーガーデン。
沢山の皆さんの参加をお待ちしています。
2007.03.02
流氷の海

流氷を見るために、網走、能取岬にやってきました。今年は暖冬ですが、オホーツク海全体の流氷域は平年並みに大きく、北海道のオホーツク海沿岸でも流氷がよく見えます。
能取岬では常呂の沖合いから知床に向かって延びる流氷の帯を見ることができました。
2007.02.28
明日から3月
気象庁の定義では12月から2月までが冬。明日からは3月で春ということになる。
東京ではこの冬は雪が降っておらず、気象庁の観測史上初めて雪を観測しない冬となる可能性が高くなっている。もちろん、過去、3月や4月に雪が降ったことは何度もあるので、可能性が全くないわけではないのだが。
ところで、雪が降っていないうちに2月14日に春一番が吹いてしまったので、「冬が来る前に春が来た」などと表現しているマスコミ報道が見られるが、これはおかしいと思う。北海道や東北・北陸などでは雪は冬の訪れを告げる使者だが、東京の冬といえば冬型の気圧配置で現れる乾燥した晴天がその象徴だろう。そのような天気は既に現れていた。既に冬は来ていたと判断するのが正しいと思う。その気圧配置が今年は長続きしなかったのが特徴だ。
もう一つ、この初雪が観測されていない原因をすぐに地球温暖化に結びつけるような風潮があるが、それはどうかと思う。今年の初雪が観測されていない大きな原因は暖冬だが、詳しく見ると東京の都市化による温暖化の要因が大きい。実は、1月20日の朝には、横浜、千葉、湘南では初雪を観測している。ということは、東京で初雪を観測していない直接的な原因は、東京大手町の気温が高いことにあり、これは都市の温暖化が主な原因と思われる。
地球温暖化対策は大事だが、冷静な議論をするべきだと思う。
2007.02.14
吹雪

日本海で低気圧が発達し、関東地方より西の地方では「春一番」が吹きました。北海道では強い南風が吹き、道南では雨、道央、道東では雪になりました。春一番というのは、春の訪れを告げる気象現象ではありますが、春一番が吹いたあとには発達した低気圧の影響で、寒気が入って大荒れになるのが定番です。
明日、明後日も低気圧に巻き込む雲とその後の冬方の気圧配置のために、北海道では大荒れの天気が続きそうです。
2007.02.07
2007.01.30
大雪の朝

昨日から石狩中部・南部では大雪になりました。新千歳空港では除雪が追いつかず、多くの便が欠航となっています。札幌市内でも29日の降雪の合計は30cmに達しました。夜中には小ぶりになったので、札幌市内の道路の除雪は追いついていますが、木の枝や電線にも雪が積もり、あたり一面真っ白です。
2007.01.24
「不都合な真実」
元アメリカ大統領候補ゴアの活動を描いた「不都合な真実」を観た。大統領選でいわくつきの敗北を喫した後、地球温暖化防止のために、現在の科学的真実を世の中に広める講演活動をずっと行っていたそうだ。その話の内容は、特別目新しいものではないものの、その話し方、プレゼンテーションの内容に非常に説得力を感ずる。また、人々の不安、疑問を一つずつ丁寧に解決して行こうというその姿勢には、大いに見習うべきものがあると思う。アメリカはこの映画で変わるのだろうか?日本にこんな政治家は出てこないのか?
2007.01.14
雪の結晶

スキーの帰りに車の窓を見ると、6角形の樹枝状結晶がいくつも付いていました。拡大するとこんな感じです(顕微鏡で撮ったりしたわけではありません 携帯電話(300万画素)で撮った写真を画像処理で拡大しただけです)。

中谷ダイヤグラムによれば、この形の結晶ができるのはマイナス15度前後。今日のゲレンデの気温がマイナス10℃程度でしたので、雪の結晶ができたのは、山のすぐ上ということになるのでしょうか。フカフカの、自分が上達したかと間違うような軽い雪でした。
2006.12.03
2006.11.22
2006.11.12
2006.10.23
2006.09.19
宮崎県で竜巻
台風13号の接近時に宮崎県延岡市で発生した突風災害は、竜巻によるものと宮崎地方気象台が断定したようだ。ニュースでは、住民の方の映像も流され、竜巻であることは間違いない。宮崎地方気象台の判定では藤田スケールのF2相当ということだが、F3相当の被害状況である「汽車は転覆し、自動車が持ち上げられて飛ばされる」という状況も見られたことからすると、F2でもかなり上のほう(ひょっとしたらF3かも)と考えて良さそうだ。
2006.08.22
ライン状エコー

上の図は、今日朝8時のレーダーエコー図です。日本海に非常に特徴的なライン状のエコーが見られます。このようなエコーが見られるのは、寒冷前線が通過しているときが多いのですが、今日は違います。下の図は今朝9時の850hPaの相当温位を予想した図です。これを見ると分かるように、ライン状のエコーが発生している領域は、相当温位の高い領域で(ピンクの斜線部分)、エコーが発生している場所は、西の高相当温位からの風(赤い矢印)と東の低相当温位からの風(青い矢印)が合流する場になっています。日本海のこの領域で、このような現象が見られるのは、自分の経験では、非常に珍しいと思います。
今年の特徴的な気圧配置がもたらした、一つの現象と言えるでしょう。

2006.08.21
2006.08.17
台風10号
台風10号が日本に近づいている。後ろから追ってきた台風11号が昨日9時に熱帯低気圧に変わった。二つの台風が近づくと、合体してとんでもないこと起きそうな気がする人もいるようだ。
台風は水蒸気をエネルギー源としているため、二つの台風が並んでいると、大気中の水蒸気の取り合いになる。結果として、勢力の強い方が水蒸気を独り占めして、勢力の弱い方は台風として存在することができず熱低化し、その後ただの雲の塊となり、勢力の強い台風に取り込まれていく。
これだけ日本に近づいても台風10号の勢力が弱くならないのは、海面水温が高いこともあるが、11号のなれの果てから水蒸気を補給されていることも無関係ではないだろう。
二つの台風が近づいた場合の動きを説明する用語に「藤原の効果」というものがある。イメージとしては、まさに今日新聞等で大きく報道発表された「冥王星とカロン」の関係と同様だ。ただ、衛星は固体であるのに対し、台風は気象現象であるところが大きく違う。
7月に大きな被害を出した九州で、さらに被害が拡大しないことを祈りたい。
2006.08.16
2006.08.10
2006.07.22
2006.07.21
カルチャーナイト

今年も札幌の夏の恒例行事「カルチャーナイト」に参加しました。今年は事情があって、外にテントを張って実験コーナーと観測機財の展示です。写真手前は、空き缶つぶしの実験、奥の右手は雨粒観測装置、左手は雲を作る実験です。子供たちが喜んで参加してくれました。
2006.07.16
視界内降水

気象台や測候所など観測した結果は国際気象通報式で全世界に通報されます。その項目である「現在天気」の中には「視界内に降水あり」というものがあります。これは、観測者のいる場所には雨は降っていないが、その周りで雨が降っているというもの。そんなことがあるのかと思う人もいるようですが、積乱雲から降る雨などは「馬の背を分ける」と言われるほど、降っている場所とそうでない場所がはっきりと分かれます。写真は、富良野の丘で数キロ先に雨が降っているのを見たもの。山の影響か、この場所だけでずっと雨が降っていました。
2006.07.11
2006.07.02
2006.07.01
2006.06.25
2006.06.17
観測所跡地

ニセコアンヌプリ山頂には「ニセコ観測所跡」と標された標石があります。これは、気象庁の観測所ではなく、戦時中にあの雪の結晶の研究で知られる中谷宇吉郎博士が航空機への着氷について研究するために作った施設だったようです。
2006.05.06
ハロ

気圧の谷の接近に伴って、ハロ(日暈:にちうん)が見られました。ハロそのものはそれほど珍しいものではありませんが、これは私が今まで見た中でも明るさ、分光の程度が見事なもの。昔の人が吉兆や凶兆としたのも無理からぬと思うほどです。
2006.04.03
2006.04.01
2006.03.16
地球温暖化の原因はオゾン層破壊?
国立環境研究所の青柳みどりさんの調査によると、地球温暖化の原因は大気中の二酸化炭素濃度増加だと正しく理解している人は1割にも達しないそうだ。誤ってオゾン層破壊が原因と考えている人の方が多いとか。オゾン層破壊を止めるにはフロンを使わないことだが、二酸化炭素濃度増加を防ぐには化石燃料を使う量を減らすことが必要で、原因を誤って理解していると、対策も誤ることになる。これだけ、京都議定書とか、チームマイナス6%など、華々しく報道されている割には人々の意識はその程度ということか。
2006.03.13
落雷の予見
土佐高校の生徒さんがラグビー試合中に落雷を受けて重度の障害を受けた事件について、落雷は予見できたとの判決が出た。判決は気象の専門家からすると十分納得できるものだが、果たして一般の方の認識がそこまで行っているのかというと、はなはだ疑問。一部の報道では、ネックレスなどを外してゲームに出たというものもあったが、これも「金属をつけていると雷が落ちる」という昔の常識に頼ったもの。今でも一般の方の知識はこの程度なのだろう。これからは、学校の先生も気象の知識が不可欠ということになるのだろうが、気象の専門家の広報・啓発活動をもっと行わなければと思わせる判決だった。
2006.03.01
豪雪命名
既に検討しているとこのブログでもお知らせしたとおり、今シーズンの豪雪を「平成18年豪雪」と命名したと気象庁が発表した。私の予想とは違って西暦は入らないようだが、なぜだろう?過去の命名のリストを見ると、地震の命名では西暦が入っているが、気象関係は入っていない。命名の理由が「考え方」に記されているとおり「過去に発生した大規模な災害における経験や貴重な教訓を後世代に伝承する」ということであれば、それが何年前だったのかがすぐ分かる西暦を使うべきだと思うがどうだろう?
桜の開花予想
今日気象庁から桜の開花予想[PDF:365KB]が発表された。これによると、東京の開花は平年より3日早く3月25日、横浜では4日早く3月24日となっている。ウェザーニューズも開花予想を2月27日に発表しており、こちらは東京の開花は3月29日の予想(それにしては、等期日線図がおかしいが(^_^;)。さらに、TBSの気象解説でおなじみのウェザーマップの森さんの予想は、3月26日か27日。果たして結果はどうなりますか。
ちなみに、北海道の開花予想はまだ気象庁からは発表されておらず、発表は4月5日の予定。
2006.02.26
釧路市こども遊学館

釧路地方気象台の入っている合同庁舎の目の前にある「釧路市こども遊学館」へ行ってきました。砂場やお話の読み聞かせコーナーなどもありますが、3階にはサイエンススポットとプラネタリウムもあります。外観はお台場の日本科学未来館に似ています。外からも見える球形の部分がプラネタリウムのドーム。

これは回転円盤の上で振り子を使ってコリオリ力を知ることができるコーナー。回転円盤が大きいので、ボールなどを転がしても面白いと思いました。

これは、光学現象の一つ「ブロッケンの妖怪」を体験できる装置として紹介されていました。YPC(横浜物理サークル)のページでは「虹ビーズ」として紹介されているものとまったく同じです。
2006.02.22
顕著自然現象名は「平成18年(2006年)豪雪」か?
読売新聞に気象庁がこの冬の大雪を「平成18年(2006年)豪雪」と命名しようかと考えていることをすっぱ抜かれてしまった。もしこのとおり命名されれば、気象現象名で名称をつけるのは「平成16年(2004年)福井豪雨」以来で、豪雪の命名は「昭和38年1月豪雪」(一般にサンパチ豪雪と呼ばれる)以来。気象災害としては昭和29年の「洞爺丸台風」の命名第1号から数えて20こ目となる。
あくまでも気象庁は自然現象に名前を付けるのであって、災害に名前を付けるのではないというスタンスは一部の人達には知られているところで(^_^;)、「阪神・淡路大震災」は政府が決めた災害名、気象庁が決めたは「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」という地震の名称だけだいうのは、これまた一部の人の間では有名な話。今度の豪雪の場合は、災害名も同じ名称になるか?
それにしても、今度の通称はやっぱり「イッパチ豪雪」だろうか?「いちかばちかの予報」のような雰囲気がしてあまりよろしくないが(^_^;)。
2006.02.18
MTSAT2打ち上げ成功
え?また打ち上げたの?と思われる方も多いかもしれないが、MTSAT2が今日打ち上げられた。これは現在運用している「ひまわり6号」の後継機となる。これでいつ故障してもいいと言うと言い過ぎだが、宇宙空間でいつ何があるか分からない状況なので、バックアップとしてもう一機待機しているというのは非常に心強い。アメリカはGOES-EASTとGOES-WESTという二つの衛星を運用しているが、どちらもバックアップ衛星を用意してある。ひまわり5号のあと、日本付近の映像を撮るために使わせてもらったGOESはさらにもう一機あったもので、このあたり、アメリカの底力というか衛星の運用に関する基本的な考え方の違いを感じさせられる。
2006.02.05
大雪の後

昨日は石狩地方と後志氏地方、空知地方南部で大雪となり、新千歳空港では235便が欠航、JRも137本が運休となりました。
本州の日本海側でも雪が降り続き、新潟県津南町では今日17時に416cmの1989年(平成元年)の観測開始以来最大の積雪を観測しました。さらに、寒気は太平洋側まで流れ出し、八丈島でも4日15時に積雪3cmを記録し、今日もまだ融けない常態が続いています。これは、1946年3月8日、1922年1月21日、1913年2月11日と並んで一位タイです。
写真は大雪の後の野幌付近。一面の白銀世界で、道路わきの木々には雪が山のように積もっています。車の巻き上げる雪が時々視界をさえぎり、車の運転にはかなり支障がありそう。
2006.02.02
大雪

「村松バンド」と呼ばれる日本海の発達した積乱雲列がちょうど札幌に達したため、今朝はすごい雪です。あっという間に10cm積もりました。
明日から明後日朝にかけて、札幌上空にはこの冬一番の-45℃以下の寒気が入ってくる予想になっているため、雪雲がかかるところには大雪と強風になりそうです。明後日は立春ですが、北海道はまだまだ冬。
2006.01.25
「お天気おじさんへの道」
なみなび.comで紹介されていた泉麻人氏が書いた「お天気おじさんへの道」を読みました。氏は、私より3歳年上のほぼ同世代で、切手収集など、子供のころの趣味も同じで、以前放送されていた「テレビ探偵団」などを視ても、同じような感性を持っていると思っていましたが、まさか気象オタクとは(^-^;。
気象知識を得るための本ではありませんが、お勧めです。突っ込みのページを作りたいと思うほど(^_^)。
2006.01.21
関東地方で積雪

関東地方の南岸を通った低気圧の影響で、関東地方でも積雪を観測しました。最深で横浜で11cm、東京では9cmを記録しました。写真は茅ヶ崎の隣の家の庭。早速雪ダルマができています。
下の写真は一晩明けた湘南海岸。遠くに見えるのは江ノ島です。砂浜も真っ白です。

2006.01.20
2006.01.12
2006.01.11
気温上昇の予想
今日現在、日本海側では降雪が続いているが、気象予報士の岩谷さんが解説しているとおり、今週末から気温がかなり上がってくる予想になっている。気象庁本庁も「気温の上昇に関する全般気象情報」という非常に珍しいタイトルの情報を昨日発表した。
下の図は、昨日(1月10日)21時を初期値とする数値予報で求められた、850hPa(上空約1500m)の気温の変化の予想だが、館野(つくば市)の気温は今日の21時、平年よりも6℃程度低い気温になった後、急激に上昇し、14日の21時には平年よりも10℃も高い気温になる予想になっている。なんと3日で16℃も上がるというのだ。地上ではこれと同時に雨も降るので、気温がこれほど極端に上がることはないが、それでも雪崩や融雪洪水のおそれは十分にある。

毎日の天気の予想では外れることがしばしばある週間予報だが、このような極端な気温変化はかなりの確率で当てることができる。十分に注意してほしい。
2006.01.09
2006.01.06
大雪災害広がる
12月から寒気の流入が続いており、各地で大雪となっているが、年が明けてからも東北や北陸では降雪が続き、被害が拡大し始めた。内閣府の調べ【PDF:42KB】によると、1月6日現在で亡くなった方は53名、そのうち44名の方が60歳以上で、原因は除雪作業中の事故がほとんどだ。電力関係や、通信、道路、鉄道の被害も多い。
新聞報道によると、石川県や秋田県では雪が多すぎて休業したスキー場もあるようだ。過ぎたるは及ばざるの如しとはこのことか。
季節的には、本格的に寒くなるのはこれからなので、十分注意してほしい。
幻日

今日、札幌中央区で8時20分から30分にかけて、幻日が見られました。上の写真では太陽の左のほうに、虹色をして見えるものがそれです。幻日は太陽の光が雲の六角結晶で屈折するために見られる現象で、太陽高度の低い冬季に高緯度の地方でよく見られます。幻日の部分だけを拡大した写真はこれ。

今朝の北海道は、内陸ではマイナス30℃以下まで冷え込み、今シーズン最低を各地で記録しました。札幌も最低気温は-11.8℃まで下がりました。幻日に限らず、太陽柱、ダイヤモンドダストなどなど、色々な美しい気象現象が各地で見られていることでしょう。
2005.12.22
新潟大停電
新潟で65万戸に影響する停電が発生した。原因の一つは、ギャロッピングと呼ばれる、送電線に雪が凍りついて重くなり、それが強い風で揺らされて電線同士が接触した現象が発生したと考えられえる(北見工業大学の論文【PDF:241KB】)。昨日は北海道から西日本まで広い範囲で雪が降り強い風を伴っていたが、新潟付近の気象条件が、雪の温度が0℃近くで着雪しやすい状況だったと想像される。
現代生活が電器無しでは成り立たないのは言うまでもないが、特に最近のストーブは電器がないと点火もできないものが多いので、冬季の停電は人の生死に係わる。考えておかなくては。
○たび寒波
3度目?4度目?また強い寒波がやってきた。今度は鹿児島で11cmの積雪。12月としては1917年(大正6年)12月27日の9cmを越えて観測史上過去最高(観測開始は)。東京で雪が降っていないのに、鹿児島で?と思われる人もいるかもしれないが、衛星写真を見ると、東シナ海にも筋状の雪雲が発生し、鹿児島に達しているのが分かる。ずっと南の沖縄でもそうだが、この季節、強い寒気が入ると、海上に発生した筋状の雲が降水をもたらすことが多い。それが暖かい南の地方では雪ではなく雨になっているというだけのこと。
鹿児島の大雪警報基準は平地では20cmで、東京と同じだ。
2005.12.19
名古屋で大雪
強い寒気が抜ける間際に名古屋で大雪が降った(名古屋地方気象台作成資料PDF:140KB)。積雪23cmは1947年2月3日以来。
気象衛星画像を見ると、若狭湾に入ってきた雪雲の列が関が原を通って名古屋に達し、さらに太平洋に抜けているのが分かる。
2005.12.17
2005.12.08
はれるんマグカップ&カレンダー

はれるんマグカップとカレンダーをゲットしました。マグカップには、もう一つ種類があります。カレンダーの裏には席に不在であることを示す表示も。財団法人気象業務支援センターのページから申し込むことができます。
2005.12.07
運輸多目的衛星2号
運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)は、運用を開始してまだ半年も経っていないが、次の2号の打ち上げが、来年(平成18年)の2月15日に決まった。
もちろん、早くも2号が1号に替わるわけではなく、2号は予備衛星として1号の横で待機し、1号にもしものことがあれば、すぐに代わりに仕事をすることになる。
もし、アメリカの衛星が立て続けに故障したら、今度は日本の衛星が助けに行くことになるのかも。
2005.12.06
世界一受けたい授業
私の本の口絵写真も提供していただいている武田康男さんが日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」に12月3日に出演した。
何度も見せていただいているが、武田さんが撮りためた写真の数々は見事。これを見て、空に興味をもってくれる人が増えるだろうか?
2005.12.02
はれるんカレンダープレゼント
予報業務許可事業者である島津ビジネスシステムズがボーダフォン向けに提供するゲレンデの積雪・天気予報とイルミネーションスポットを提供するサービスを始めるに当たって、このサービスを申し込んだ人の中から抽選で、50名に「はれるん卓上カレンダー」をプレゼントするそうだ。
申し込もうかなぁ(^_^;)
2005.11.09
2005.10.31
2005.10.30
2005.10.02
2005.09.25
紅葉始まる

まだ9月ですが、ナナカマドは既に色づき始めています。もう、秋ですかねぇ。ちなみに今朝の札幌の最低気温は11.9℃。ほぼ札幌では平年並みですが、茅ヶ崎であれば、11月1日の平年値です。1ヶ月以上差があるということですね。
2005.09.21
台風の名称一巡
今日、台風第18号が発生した。名前は「ダムレイ」。
台風の名称は、2000年からアジア名が使われていて、2000年の第1号台風の名前も「ダムレイ」。
要するに、14の国から10個ずつ出されて使い始めた140個の名前が一巡したということだ。
大きな被害を出した台風があった場合、被害にあった国が台風委員会に申し出ると名前を変えることができるようになっている。140個のうち、いくつかは今年の台風委員会で変わるとのこと。
先日九州で大きな被害を出した台風14号(ナービー)などは欠番にしても良いと思うのだが、日本ではアジア名を使う風習が無いので、関係ないかな?
防災という意味では、14号に何か記憶に残る名前をつけたいところだが、何がいいだろう?
昨年、暴風で北海道で大きな被害を出した18号は、「ポプラ並木台風」がいいと思うのだが、いかが?
2005.09.04
東京で記録的豪雨
今夜、東京の杉並区を中心に、1時間に100mmを越える記録的な豪雨がありました。排水能力が間に合わず、善福寺川などが氾濫し、1000棟以上の床上浸水があったようです。
台風の外側を回る暖かく湿った空気が吹き付けられ、それが収束する場ができていたようです。台風14号が接近しているため、気流が収束する場や、秋雨前線上で大雨が降る可能性が高いです。台風の中心が通る地域はもちろん、台風から離れていても、十分ご注意を。
2005.08.29
ハリケーン「カトリーナ」
ハリケーン「カトリーナ」がアメリカ南部に向かっている。マイアミにあるハリケーンセンターの今日00UTC(日本時間9時)の解析は次のとおり。
>.HURRICANE KATRINA NEAR 27.6N 89.4W 904 MB AT 0300 UTC AUG 29
>MOVING NNW OR 335 DEG AT 9 KT. MAXIMUM SUSTAINED WIND 140 KT
>GUSTS 170 KT. TROPICAL STORM FORCE WINDS WITHIN 200 NM E
>SEMICIRCLE...150 NM SW QUADRANT AND 180 NM NW QUADRANT. SEAS 12
>FT OR GREATER WITHIN 325 NM NE QUADRANT...250 NM SE
>QUADRANT...250 NM SW QUADRANT AND 225 NM NW QUADRANT WITH
>HIGHEST SEAS 68 FT.
緯度は日本付近だとほぼ沖縄のあたり、最も発達するころだろう。
中心気圧は904hPaでかなり発達している。アメリカでは過去最大だそうだが、日本付近ではこれ以上発達した台風はいくらでもあるが。
最大風速は140KTとなっているが、これは、1分間平均風速で、日本で使われている10分間平均風速に換算すると、115KTで約60m/s。これが直撃すれば、雨と併せて大きな被害をもたらすことは間違いない。
で、その対策が48万人に避難命令というのもアメリカらしいというか・・・どこに避難するのだろう?
2005.08.12
地球惑星科学連合誕生
5月に開催された「地球惑星科学関連合同大会」において、関係する24の学会の合意により「地球惑星科学連合」が発足した。評議会議長は日本気象学会理事長の廣田勇氏(「グローバル気象学」の著者)。まだ暫定版だがホームページも開設されている。個人情報を登録すると当面はニュースレターが無料で送られてくるようだ。個人情報の取り扱いを記したプライバシーポリシーがどこにも書かれていないのが気になるが(^_^;)。
2005.08.08
2005.08.06
今月のお天気お姉さん
このブログからリンクしているLivedoorの「お天気お姉さんのプチ日記」。今月は北海道放送(HBC)の相原恵理子さんです。チャキチャキと元気の良い素敵なお嬢さんです。気象台の台風説明会にも参加して、鋭い質問を飛ばしていました(^-^)。
2005.08.01
気象庁HPリニューアル
気象庁ホームページの「防災気象情報」のページがリニューアルした。大きく変わったのは季節予報のページ。黄砂情報、紫外線情報、潮位観測情報、波浪観測情報も加わった。地図表示されたものは横に移動していけるなど、操作性が良くなった。
特筆すべきは、気象衛星画像が30分間隔になり、画像も大きくなったこと。余計な(と個人的には思う)地図の色分けもなく、雲画像を純粋に見るには非常に使いやすくなった。
2005.07.14
2005.06.27
2005.06.22
ひまわりは28日から
今日、気象庁から、気象衛星ひまわり6号の画像の正式運用は6月28日の12時からという発表がありました。いよいよ、気象庁HPはもちろん、さまざまなHPやテレビで新しい気象衛星画像が見られるようになります。
2005.06.18
2005.06.17
2005.05.21
いちのしのぶ展

全国の新聞の「晴れマーク」を集めてフォトショップで加工した作品を展示している「いちのしのぶ」さんの作品展へ行ってきた。その加工の「技」に驚くとともに、「晴れマーク」の多様さにもう一度びっくり。
私のお気に入りは、伊勢新聞のゆがんだいかにも手書きということがわかる伊勢新聞の晴れマーク。デザイナーはあの「赤福」のデザイナーだそうな。思えば、赤福も手作りだった。
2005.05.19
2005.05.11
2005.05.06
桜開花?

札幌の桜の観測は、本州と同じく「ソメイヨシノ」を対象としています。写真はエゾヤマザクラで道北や道東ではソメイヨシノの代替種として選ばれている桜です。今日は比較的気温が上がりましたが、残念ながらソメイヨシノの開花は観測されなかったようです。
2005.05.03
2005.03.31
村方君大活躍(サクラ開花)
今日、ようやく東京でサクラの開花を観測しました。
ここ数日テレビで、「サクラの開花を観測する気象庁職員」写されていましたが、彼は東京管区気象台技術課の職員です。昨年は、富士山測候所の無人化の際にも、取材のカメラにチラッと写っていました。
テレビカメラの要求に応えながら、携帯で連絡を取る姿はなかなかさまになっています。さすがに元広報係員(^^ゞ。
笑えたのは、彼が「はい、開花です。」と言った瞬間に、周りのおばさんたちから拍手が沸き起こったこと(それに応えてお辞儀をする村方君(^^ゞ)。日本人はサクラが好きなんですねぇ。
2005.03.28
2005.03.25
ライブドアが気象庁記者クラブに
今話題のライブドアが気象庁記者クラブに加盟申請をしたそうだ。報道機関でない会社が記者クラブ加盟を申請するのは初めてのこと。報道メディアとして気象庁に限らず記者クラブに入りたいということであれば分からないでもないが、報道されているとおり、「ニーズの高い気象情報をより早くユーザーに届けたい」ということであれば、記者クラブに入るよりも気象業務支援センターからオンラインでデータを取れば済む話。なんとなくピントが外れているような気がしないでもない。まあ、地震発生時や台風接近時など、記者会見だからこそ聞ける話もあるので、加盟そのものを否定はしないが。
いろいろな業界で波風を立てているライブドアのこと、気象業界に新風をもたらして活性化してくれるのであれば、願ってもない話だ。
気象力学の世界で、摂動を与えても、その後できる流れがいつも同じ場合、それが最も起こりうる可能性の高い安定した状態であるという解釈がある。はたしてライブドアは記者クラブ制度に摂動を与えることができるのだろうか。
2005.03.24
ひまわり6号初画像
気象庁からひまわり6号が撮影した初の画像が公開された。北海道の東にある低気圧とそれから伸びる寒冷前線の雲がはっきりと写っている。夜には東京で雹を降らせた、上層寒気に伴う日本海の低気圧のコンマ雲や赤道直下の積乱雲群も。
拡大して見ると、正午に近いので、太陽光が海で反射している様子や、オーストラリアの山や川の様子、オホーツク海で渦を巻いている流氷も良く分かる。まずは大成功だ。
ひまわり6号で初めて取得することになる赤外4(波長:3.5~4μm)の画像はなかなか面白い。東~北日本の海域が真っ白であることから分かるように、このあたりの温度の階調が細かく出るようだ。しばらくいろいろな場面で他の波長の赤外画像と比較して見ていれば、面白い現象に出会えるかもしれない。
2005.03.08
愛称は「ひまわり」に決定
色々と世間を騒がせていたMTSATの愛称が「ひまわり」を使うことに決定した。これで晴れて気象キャスターも「ひまわりからの画像をご覧ください」と言えることになる。
なお、愛称の決定よりも大事なのは、今日、MTSATを静止軌道に乗せる事に成功したこと。これから様々なチェックを経て、5月には正式に運用を開始することになる。発画像を見るのが楽しみだ。
2005.03.07
花粉症状実況
花粉症状Web実況サイトというのを見つけた。従来の花粉情報は花粉そのものがどれくらい飛んでいるかというものだったのに対し、こちらは花粉症の症状が出ているかどうかを報告してもらうというサイト。人力だがこれだけ花粉症の人がいると結構な投稿があるようだ。さすがに北海道にはいないようだが。
2005.03.03
「みらい」だったのかぁ
打ち上げられた気象衛星の愛称が何になるのか、気象庁職員の大半も気にしているところだが、読売新聞が面白おかしく取り上げている。まあ、実際には気象庁と国土交通省が「衝突」などするはずはなく、既にどうするかは決まっているのだと思うが。
それよりもこの記事で私の目を引いたのは、打ち上げに失敗したMTSAT-1の名称が「みらい」となるはずだったという点。この話は今までどこにも出たことがなく、今回の記事で初めて公に出たものだ。打ち上げ当時、命名した人(子供?)も種子島まで行って打ち上げ成功を待つばかりだったと聞いたことがあるが、果たしてその人は今はどこで何をしていることやら。
私の周りでは「ひまわりのままが良い」という人が多い。国民の皆さんの声を、国土交通省と気象庁はどのように聞くのだろうか?
え、私は何が良いかって?やっぱり、旧運輸省時代のJRの特急名の付け方を見習って「スーパーひまわり」なんてどうでしょう?(^^;
2005.03.02
横浜は4月1日
今日気象庁は今年のさくらの開花予想を発表しました。これによると、横浜の開花は4月1日。昨年は3月の気温が高く、3月18日に開花しましたから、予想通りに咲くと昨年よりも2週間も遅い開花ということになります。
子供達の入学式はさくらが満開のもとで行われることになりそうです。
2005.03.01
2005.02.27
2005.02.26
ウェザーワールド2005

大森ベルポートで二年に一度開催されるウェザーワールド2005に出かけてきました。写真はステージで行われていた恒例の「ウェザーキャスタートークショー」です。
もともとは企業の展示会という色彩が強かったのですが、今年は参加企業が少なく、実験コーナーや気象予報士会のコーナーがスペースをとっていました。講演やフォーラムは木曜日から開催されており、そちらはある程度人が集まっていました。もう少し目指す方向性を明瞭にしたほうが良いのではないだろうか?
下の写真は、寒気の吹き出しにより筋上の雲ができる実験。私が見たときはうまくいきませんでした(^^ゞ。

MTSAT打ち上げ成功
本日H2Aロケットを使用して打ち上げれたMTSAT-1Rですが、19時過ぎにロケット本体から衛星の分離に成功しました。
あとは、静止軌道にまで移動させ、次に気象ミッションの機器が正常に作動することを確認できれば、いよいよ新しい気象衛星として使われることになります。
「百里の道も九十九里をもって半ばとす」という格言から言えば、まだ半分も来ていませんが、とりあえずは最大の関門を通過したといえるでしょう。
2005.02.25
MTSATは26日に打ち上げ
24日に打ち上げられる予定で悪天のため延期されていたMTSATの打ち上げは、土曜日の26日に行われることが決定しました。
資料の最後を見ていただければ分かりますが、打ち上げに成功しても、静止軌道に行くまでに1週間以上かかります。全てが順調に行くことを祈りたい気分です。
2005.02.23
春一番&黄砂

今日は予想通り「春一番」が吹きました。辻堂では12時に南西の風が風速10m/sに達しました。気温も高く15時に16.6℃。
それに加えて、低気圧が黄砂を運んできました。写真は東京大手町で見た夕日です。写真ではあまり良く分からないかもしれませんが、黄砂のために太陽光が弱く、周りが黄色に見えました。
2005.02.22
MTSAT打ち上げ延期
今週の木曜日、2月24日に予定されていたH2AロケットによるMTSATの打ち上げは、悪天が予想されるため延期だそうです。失敗されたら困るので、良い条件で打ち上げたいものですが、あんまり延期になるのも・・・
ちなみに、明日は日本海を低気圧が通過し強い風が吹く予想になっています。「春一番」になる可能性が高いですが、気温が上がって新潟のなだれが心配です。
フォルタンその後
フォルタン気圧計が売りに出されていることは2月9日のブログに書いたが、その後仙台管区気象台でも売りに出されていることを教えてもらった。こちらは、なんと一気に17台。私が生まれる前に製造されたものもある。全て持ち帰りしか許されていないので、なかなか買いに行くことはできないが、これだけあると入札価格は下がりそう(^^ゞ。
ちなみに新しいものを買うと、気象庁検定済みだと65万円。1気圧の定義は760mmHgだが、まさに760mmの高さの水銀柱を見ることができるので、理科の教材としても使えると思うのだがどうだろう?
2005.02.19
2005.02.17
2005.02.16
天気図の日
今日は「天気図の日」ということになっている。
例えばこちら。
●私立TBC気象台/TBC気象台日誌
●アップルウェザー
●記念日
●2月のイベント
とろこが、おそらく気象庁職員に聞くと「何それ?」と言われると思う。なぜならば、気象庁がこの日を特別な日として行事を行っているわけでも、どこかにそれが掲示されているわけでも何でもないからである。
おそらく、「今日は何の日?」で取り上げられたとか、毎日の記念日を掲載するHPなどが見つけたものだと思われる。その証拠に、なぜか解説の文章がどのHPを見ても似たり寄ったりである。「7色刷り」なんて書いてあるが、天気図の等圧線が7色だったわけではなく下の地図が7色だっただけ(^^;。このあたりの事情は本編のHPのほうに近々書きますのでお楽しみに。
2005.02.12
光の春

「光の春」は倉島厚さんがその著書「お天気歳時記」で紹介した言葉だ。その部分を引用してみよう。
「二月の光は誰の目から見てももう確実に強まっており、風は冷たくても晴れた日にはキラキラと光る。厳寒のシベリアでも軒の氷柱から最初の水滴の一滴が輝きながら落ちる。ロシア語でいう『光の春』である。」
通常は「春」と言えば気温の春のことで、最も気温の低い時期である1月、2月を冬とすれば春は3月からということになるが、光について言えば南中高度が低く日射量が小さいのは12月と1月であり、それが上向きになるのは2月からということになる。これを「光の春」と呼んだわけである。
七里ガ浜から見る海は、キラキラと輝いて「光の春」という表現がぴったり来る景色だった。
2005.02.09
フォルタン式水銀気圧計
南鳥島で使用されていたフォルタン式水銀気圧計が売りに出されていることが、地球ウォッチャーズのHPで紹介されている。欲しい!(^^;
これを使って正しく海面気圧を求めるためには、観測場所の正確な標高と重力加速度、風の入らない部屋が必要だが、インテリアとしてもかなり重厚な趣で、気象関係者の家にあれば自慢できるのではないだろうか。
おそらく販売はこれが初めてだと思うが、今後各地の気象台などでも売りに出されるという。いくらで売れるんだろう?
2005.02.06
幻日

夕方16時半ころ幻日が見えました。写真ではちょっと分かりにくいですが、電線に重なって分光した明るい部分が
幻日です。太陽は右の車のディーラーの看板の影にあります。
その後、あまりはっきりはしませんが、彩雲と環天頂アークらしきものも見えました。夕方巻雲が出ていたら、太陽の周りを眺めてみると、色々な現象が見られるかも。
2005.02.04
立春と流氷
今日は立春。1月下旬の最も気温の低い時期を過ぎ、気温が上がってくる時期だ。これからはまず日中の時間が長くなる「光の春」が顕著となってくるだろう。
しかし、そんな中、この2月上旬の平年の気温が最も低い地方がある。北海道のオホーツク沿岸だ。例えば、知床半島の中ほどにある斜里町ウトロの平均気温、最高気温、最低気温が最も低いのは2月2、3、4日で、それぞれ-7.2、-4.6、-10.2となっている。これは、この時期流氷が海水面を覆い尽くし、流氷大陸が出現して内陸気候になるためだ。
おりしも、昨日の海上保安庁の航空機の観測によると、ウトロの沿岸にはびっしりと流氷がやってきている。オホーツク海沿岸ではまだまだ寒い日が続く。
2005.01.31
強い寒気
昨日(1月30日)に低気圧が日本の東に抜けた後、強い寒気が入ってきました。今日の朝9時のつくばの上空500hPa(高度約5340m)の気温は既に-32.5℃。1日の夜から2日にかけては-39℃近くまで下がる予想になっています。北海道でもここまで下がると大雪になりますから、北陸や山陰ではなおのこと、九州や四国でも雪が積もる予想になっています。
交通機関に影響が出る可能性が高いので、要注意。
2005.01.26
気象に関する懸賞論文結果発表
以前このブログでもお知らせしたとおり、(財)日本気象協会では気象に関する論文を募集していたが、今日結果が発表された。
何人か、見覚えのある名前が・・・
まだ全ての論文を読んでいないが、優秀賞を受賞された沖縄県立普天間高校の永井先生の実践は面白い。地学履修者が少なくなる中で、地学選択者以外の生徒にも気象情報に頻繁に触れさせ、気象に興味を持たせる方法として、小・中学校でも使える方法ではないだろうか。
他の学校にも広がることを期待したい。
2005.01.22
2005.01.18
はなこさん
環境省が花粉観測システム(愛称:はなこさん)をWEB上で公開している。これを見る限りでは、既に花粉は飛んでいて、日中の風の強い時間帯のほうが沢山飛んでいることが良く分かる。
そろそろ、耳鼻科に行って来なくては。
打ち上げは2月24日
次期気象衛星の打ち上げは2月24日に決まったようだ。
これでなんとか、今年の台風シーズンには間に合いそう。なんとか打ち上げと静止軌道への制御に成功して欲しいものだ。
どうでもいいけど・・・仏滅だなぁ(^^;
2005.01.16
台風1号発生
昨日日本時間の21時に台風第1号が発生した。
「早くも第1号!?」と驚く人もいるかもしれないが、台風が生まれる海域の海面水温が最も低くなるのは2月から3月にかけてなので、海面水温の1年から考えるとこれはまだ昨シーズンの台風ということになる。
太陽高度が最も低くなるのが12月下旬の冬至、気温が最も低くなるのが1月下旬、そして海面水温が最も低くなるのが3月。人が決めた暦とは関係無く生ずるこのずれがいろいろな気象現象を生むのである。
2005.01.11
ヨーロッパとアメリカ西海岸
ヨーロッパ北部では暴風雨、アメリカ西海岸のカリフォルニア州では大雨で大きな被害が出ているそうである。
「北半球天気図(11日12UTC)を見ると、ちょうどイギリスの西とアメリカ西海岸にするどい気圧の谷があり、この前面で低気圧が発達したようだ。
わが日本付近を見ると、日本付近も大きな気圧の谷の中に入っている。ここ数日、日本付近では冬型の気圧配置が続き、強い寒気が南下しつづけているが、北極付近にたまった寒気が、日本、アメリカ、ヨーロッパに向かって同時期に放出されているということになる。
今年も異常気象の一年になるのだろうか。
2004.12.31
南岸低気圧による雪

また南岸低気圧の通過に伴って、雪が降ってきました。今回は、一昨日よりも低気圧の中心の通る位置が北で、関東地方に近いために、降水量は多くなりそうです。中心に近いということは、それだけ暖気にも近いということなので雨になる可能性も高くなるわけですが、全体として場の気温が低いために雪になったというわけです。
上の写真を撮ってから20分足らずで、前の家の屋根に雪が積もり始めました。

2004.12.29
湘南でも初雪
日本の南を進む低気圧の影響で、湘南では朝から雨で、10時過ぎからは雪が混じってみぞれとなりました。
雨と雪の非常に部妙な気温なので、東京では雪。湘南でも少し内陸に入ったところや、山ではずっと雪が降っていたようです。
2004.12.26
初霜・初氷
今日、横浜で初霜と初氷を観測しました。
霜と氷は今でも残っている数少ない人が行う観測です。
霜は毎朝、観測路場に霜が降りていないか人の目で確認します。
氷は、水を入れた金属製の容器に、氷が張っていないかこれも人の目で確認します。
ずいぶんと、原始的な観測方法だと思われるかもしれませんが、24時間常駐している気象台や測候所では、最も安価で確実な方法なのです。
2004.12.16
観測史上2番目に暖かい年
気象庁の発表によると、今年は1898年からの観測開始依頼、1990年に次いで2番目に暖かい年となったそうだ。地球の温暖化は確実に進んでいると言って間違いない!
11月、12月も暖かくて、水戸や山形では梅が、高知では菜の花が咲いたというニュースが入ってきている。おかげで、冬物衣料の売れ行きは不振で、早くもバーゲンが始まっているようだ。
「暖かい」という言葉にはあまり「悪い」イメージはないが、やはり、冬は冬らしく寒いほうが経済には好影響か。
2004.12.13
師走に蚊
徳島新聞に「師走に蚊!」という記事が掲載されている。今年は徳島市内のあちこちでいまだに蚊に迷惑しているという声が多く、季節はずれの蚊取り線香も売れつづけているそうだ。
地球温暖化の影響で色々な害が予測されているが、怖いものの一つがこの虫の生態系が変わることだと思う。特に蚊は伝染病の媒体となるので、注意が必要だ。
2004.12.08
気象衛星2月までに打ち上げ
気象庁と国土交通省が気象衛星の機能を持つ運輸多目的衛星を2月28日までに打ち上げると発表しました。この時期に打ち上げが成功すれば、来年の台風時期には間に合います。なんとか、打ち上げに成功して欲しいものです。
2004.12.01
暖かかった11月
暖かい秋だなぁと思っていたら、観測史上最も気温の高い11月だったようです。
気象庁発表 11月の天候
11月の平均気温は、横浜では平年より2.4℃高く、過去の記録よりも0.4℃高い15.1℃、辻堂も同じ15.1℃で、平年より1.8℃高く、1999年と1997年のの14.1℃を抜いて第1位の記録になりました。
2004.11.26
次期気象衛星2月に打ち上げか?
ようやくH2Aロケットの打ち上げが再開されそうです。アメリカに使用させてもらっているGOES-9も古い機種ですし、そもそも通信機能はまだひまわり5号を使っているので、新しい日本の衛星を早く打ち上げたいところ。
あせって、また失敗しないことを祈ります。
2004.10.20
台風23号接近
また台風です。土佐清水市付近に上陸し10個目となりました。
湘南でも21時過ぎから雨と風が強くなってきました。道路は川のようになっています。
湘南に最も近づくのは21日0時~3時。十分気をつけましょう。
2004.10.10
台風22号通過
予想通り、台風22号は湘南海岸をかすめて東へ抜けていきました。
残念ながら、鎌倉で犠牲になった方が出てしまいました。
これは台風による雨だけではなく、台風が来る前に秋雨前線でかなりの雨が降っていたことが原因と思われます。
台風22号のレーダー画像の動画を作ってみました。
2004.10.09
台風22号接近
夕べから今朝にかけて、秋雨前線の影響で関東地方では非常に大量の雨が降りました。
辻堂では13時から8時までの雨量が143ミリに達しています。
9時現在、秋雨前線は北上していったん雨は小降りになっていますが、これから台風本体の雨が降ってきます。
今回の台風22号のコースは湘南にとっては最悪で、台風の予報円の中心を含む西よりのコースを通ると、湘南では非常に強い風が吹き雨も強くなります。
台風22号は中心付近の風は非常に強いですが、大きさはあまり大きくない(暴風域は約300km)ので、急に風や雨が強くなるのが特徴です。
今の予報では、昼過ぎから雨と風が強まる予想になっています。午前中に家の周りの飛びそうなものは片付けて、その後は外出を控えましょう。
2004.09.30
台風一過

台風21号による大雨で、三重県を中心に大きな被害が出ています。
関東地方は台風一過で、乾燥している上に空気中のチリが払われて非常に空気が澄んで、真っ青な空が広がりました。
東京では最高気温が30.3℃まで上がり、ついに真夏日は70日目となりました。
2004.09.29
今年8個目の台風上陸
台風21号が鹿児島県串木野市付近に上陸しました。これで、今年の台風の上陸数は8個で新記録更新です。
秋になって、停滞前線が日本付近にある時期になっているので、南からの暖かく湿った空気が入って、大雨による被害が台風から離れた場所で発生するので注意が必要です。
前線の影響ではないですが、今日、三重県の尾鷲では7時から8時までの1時間に130.5ミリという、普通では考えられないような雨が降りました。
2004.09.28
中秋の名月

今日は、旧暦の8月15日、中秋の名月です。この日は必ずしも満月(月齢15日)になるとは限りませんが、今年はちょうど月齢14.5で満月です。
月齢とか旧暦が分からない方はこちらのページが良くできています。
「こよみのページ」
2004.09.25
2004.09.22
東京の真夏日の記録更新
東京では今年の真夏日が昨日で68日目となり、2000年の67日を抜いて新記録になりました。さらに今日も真夏日で記録は69日に伸びました。
辻堂でも今日は真夏日になりましたが、今年の真夏日はこれで42日目。1994年は49日なので、記録ではありません。
2004.09.17
2004.09.07
台風18号長崎に上陸
これで今年、日本に上陸した台風の数は7個となり、1951年の統計開始以来、1990年、1993年の6個を抜いて過去最高となりました。
この原因は、台風の発生する北西太平洋の海面水温が高いために、発生する台風が多いためと言われています。
広島では観測史上最大の60.2m/sを観測しましたが、残念なのは、台風を甘く見ているとしか思えないような被害が多いこと。台風が近づいたら、外に出るのはやめましょう。
2004.08.30
台風16号鹿児島県に上陸
台風16号が鹿児島県串木野市付近に上陸しました。
これで、1990年、1993年に並んで6個目です。
枕崎、室戸岬、油津という岬だけでなく徳島でも最大瞬間風速が50m/sを超えました。
2004.08.15
久しぶりの雨

前線が南下して、今日は朝から雨。辻堂の降水量は25mmに達しました。7月31日に降水量3mmを観測して以来、14日ぶりの雨です。気温も低く、肌寒く感じるほど。そろそろ夏も終わりでしょうか。
2004.08.09
丹沢の鹿

湘南からも見える丹沢の塔の岳に登ってきました。海岸では良く晴れた一日でしたが、残念ながら、丹沢では雲が出て展望はあまり良くありませんでした。やはり、山では上昇気流が発生しやすいということです。
そのかわりというわけではありませんが、登山道のすぐ横に野生の鹿が出てきていました。
2004.07.31
2004.07.30
積乱雲

台風から暖かく湿った空気が吹き付けられているので、大気の状態が不安定で、積乱雲の列ができています。この下ではかなり強い雨が降っているはず。雲が通ると雨、雲が通り過ぎると晴れるという変わりやすい天気です。
2004.07.29
台風10号接近

台風10号が八丈島の南を西に進んでいます。
関東地方には、台風本体の雲はかかっていませんが、その外側を回る暖かく湿った空気のために大気の状態が不安定で、時々強い雨が降ったかと思うと青空も見えるという変わりやすい天気になっています。
台風の動きが遅いので、海の波・うねりの高い状態が続くく予想になっています。最近、こういう時に高波を見に行ってさらわれたりするので、海岸に行く時は十分注意が必要です。
2004.07.20
東京で観測史上最高気温を観測
今日12時58分に大手町では観測史上最高の39.5℃を観測しました。これまでの最高は1994年8月3日の39.1℃。奇しくも、今年と同じ、冷害の翌年です。
気温が上がった原因は、湿度は30%より低いことからも分かるように、フェーンです。空も東京の夏としては珍しく、白っぽくなく、妙に青いです。

2004.07.18
福井でも豪雨
新潟に続いて福井でも豪雨災害が発生してしまいました。
近年、豪雨災害といえば土砂災害が多かったのですが、今回の福井も新潟も河川の堤防が決壊して、多くの浸水被害が出ているのが特徴です。
最近の大規模な浸水被害と言えば、東海豪雨が思い浮かびますが、新潟の被害の写真を見て、1983年(昭和58年)7月の山陰豪雨の被害を思い出しました。
2004.07.13
新潟県で豪雨災害
東北大学災害制御研究センター牛山さんのページ
新潟県で記録的な豪雨となって大きな被害が出ています。
新潟豪雨と言えば、平成10年の新潟豪雨が有名ですが、このときよりもずっと雨量は多いようです。
2004.07.11
2004.07.05
長岡で38.3℃
日本海に中心を持つ低気圧に伴う寒冷前線の前面に、強い暖かく湿った南風が吹きこみました。この南風で日本海側ではフェーン現象が起き、日本海側の各都市や長野県北部で非常に気温が上がりました。
最も気温が上がったのは新潟県長岡市で38.3℃。これは7月としては長岡市の最高気温タイ記録です(2000年7月30日と同じ)。
2004.07.01
特異日
お天気お姉さんのプチ日記に特異日のことが書いてあります。
「特異日とは、統計的に毎年その日には、ある特定の天候が起こりやすい日のことです。」と書いていますが、本来プロであるはずの人がこういう嘘を書くから、世の中の人が体育の日が特異日だなんて勘違いしてしまう。
正しくは、
「ある特定の気象状態が現れる割合が前後の日に比べて高い日のこと」です。
この違い、わかりますよね?
高波に注意!
台風8号は日本から遠ざかりつつありますが、日本の南と東の海上では波の高い状態は続いていて、各地で船舶の転覆などの事故が起きているようです。
風が強くなくても、波(うねり)は高いので、注意が必要です。
2004.06.30
静岡で大雨
今日、静岡市では8時までの9時間に81.5ミリ、1日の雨量が過去最高の368ミリという豪雨になりました。静岡市の降水量の平年値は6月1か月で283.3ミリ、1年間で2321.9ミリですから、ほぼ半日で1か月分よりも多い年間降水量の6分の1近い雨が降ってしまったことになります。
このほかにも宇都宮では民家に落雷があり火災を起こしたりと、佐賀の竜巻もあり、大荒れの6月でした。
2004.06.29
梅雨の中休み

梅雨の中休みだそうで・・・休みすぎジャン バキッ!!☆/(x_x)
台風も二つ日本を伺っているし、ことは普通の夏とはちょっと違います・・・と言うか、普通の夏というのはそもそもないのかもしれません。
2004.06.27
佐賀で突風災害
今朝、佐賀県で突風災害があったようです。
突風災害というと、竜巻かダウンバーストが考えられます。現地調査に入った佐賀地方気象台は竜巻という判断をしているようです。
梅雨前線に向かって暖かく冷たい空気が流れこんでいるところに、上空に寒気がやってきていますから、大気の状態が不安定で積乱雲が発達したのでしょう。
被害の程度から藤田スケールの2(7秒間の平均風速50~69m/s)と推定されています。
2004.06.08
2100年ころの関東の気温
気象庁が2100年ころの関東地方の気温の予想を発表した。
人工排熱量が現在の状態が継続し、温室効果ガスの排出が高水準な場合を想定したものだが、晴れて風の弱い7月末~8月の日平均気温は(17事例の平均)、現在と比べてほとんどのところで1度程度上がる計算になっている。
特に朝の気温が上昇する度合いが高く、朝5時の気温は関東地方のほとんどの地域で25度以上、都心では28度なんてところもある。
現在既に都心では最低気温が28度以上になる日があるので(1994年8月4日の最低気温は29.4℃)、これからこういうことが頻発するということだろう。
100年後の話だから自分には関係ないってことはありませんよ。
2004.06.06
梅雨入り
今日、関東甲信地方、東海地方、近畿地方が梅雨入りしました。
関東甲信地方の平年は6月8日ですから、2日早いことになります。まあ、平年並みですね。
「関東甲信越」と書いているニュースもありましたが「越」は北陸地方ですから、新潟地方気象台が梅雨入りを発表していないので、まだです。
さて、今年はどんな梅雨になりますか・・・
2004.06.04
乾燥した晴天

今日は非常に空が澄んで真っ青です。空の青さから水蒸気量が少ないのが良く分ります。
結果として、太陽高度も高いために、紫外線量がかなり高くなっていると予想されます。
通勤途中に女性が日傘をさしているのを良く見るようになりました。
この時期としては珍しく富士山も見えました。いつのまにか、雪渓が非常に少なくなっているのが分ります。
2004.06.02
日暈(にちうん)

電話交換のKさんが、「太陽に傘がかぶっている」という電話がかかってきていると教えてくれました。
卷層雲を構成している氷の粒によって、光が回折(かいせつ)するために見られる現象です。
毎日雲を眺めている仕事の人にとっては、それほど珍しい現象ではないのですが、たまたま見た人にとっては吉兆か、はたまた大災害のまえぶれかと思えてしまうのかもしれません。
この雲が次第に厚くなるようだと低気圧が近づいてくる証拠で、雨の前兆ですが、今回は九州の南の低気圧の北上はなさそうです。
2004.05.31
気象実験
今年の日本気象学会主催の夏季大学のテーマは「気象実験」。
実験機器の豊富な気象大学校(千葉県柏市)で8月4日(水)~6日(金)に実施されます。
私もお手伝いすることになっています。
実験機器等の数に限りがあることから、定員は例年より少ない70名です。お早めにご応募を。
2004.05.29
台風予報円の改善
日本では台風の予想位置は円で示されることになっている。その円内に入る確率は70%。
予想の精度が上がると、同じ半径の円内に入る確率は高くなることになる。
昨年度までの3年間を調べたところ、精度が上がっていることが確認できたので、今年から円内に入る確率は同じ70%とし、結果として。予報円が従来よりも小さくなることとなった。
速度が速いときのほうが円が小さくなるそうなので、日本付近でも偏西風に乗って移動しているときのほうが円が小さくなりそうだ。
2004.05.27
はれるん

募集していた気象庁マスコットキャラクターの名前が決まりました。
その名は「はれるん」。
ぬいぐるみとシールもできました。6月1日の気象記念日には発表会も予定されています。
見慣れてくると、結構愛着がわいてきます(^-^)。
2004.05.26
デイ・アフター・トゥモロー試写会

日本気象予報士会主催のデイ・アフター・トゥモロー試写会へ行ってきました。映画の前には、民放各局のお天気キャスターがステージへ上がってインタビュー。
森田さんが言ったとおり、突っ込みどころの多い(^_^;)映画でした。
あの映画について議論したい方は掲示板へどうぞ(^_^)。
2004.05.24
記念貨幣
記念貨幣の発行について(別紙1~4)
愛知万博の記念硬貨(額面は千円)に、気象衛星ひまわりの画像が使われるそうです。画像は青白の赤外線画像で、報道発表資料を見る限りでは、陸地は白く見えるように加工されているよう。
いくらでどこで買えるかはまだ発表されていないようだが、ちょっと欲しいなぁ(^_^;)。
2004.05.21
台風報道

自分で「台風一過」と言っておいてなんだが、今回台風は来たのだろうか?
写真は、5月20日21時(日本時間)の衛星画像。明らかに台風本体の雲域とは離れたところに前線の雲域があり、今回の雨の原因は前線によるもの(もちろん台風から吹きつける湿った空気が前線で降らせる雨を増やしているのだがそれを台風の雨というのは言い過ぎ)。風は強風域が房総半島にかかった程度で、湘南も東京も強風域に入っていない。
関東地方では、ずいぶん遠くに台風があるときから、マスコミが台風への警戒を呼びかけていたが、昨日(5月20日)の夕方の時点で関当地方上陸の可能性は小さくなっていたので、あの時点で警戒を呼びかけるトーンを落としても良かったのではないだろうか。
警戒するに超したことはないという考えもあるだろうが、今回のようにたいしたことがない台風で大騒ぎをして、結果として大雨にもならず強風も吹かないと、本当に台風の直撃を受ける時にも「どうせたいしたことがない」と軽んじてしまわれるのが問題だ。
BSのある局では「今回は雨台風」などとわけのわからない解説をしていたが、これは論外としても、台風が遠くにあって影響が出ていないときには、風の穏やかな岬からの中継はやめてほしい。
2004.05.18
台風2号接近か?
気象庁台風情報ページ
18日15時現在、台風第2号はフィリピンの東にあって北東に進んでいます。
中心気圧は930hPaでこの時期の台風としては非常に強く、目もはっきりしています。
金曜日には関東地方の南海上に達する予想になっています(最も北よりのコースでは上陸も)。
さて、どうなりますか。
あと、日本の南に前線が停滞しているので、その前線により大雨の降る恐れもあります。
ご注意を!
2004.05.17
気象記念日公開ワークショップ
今年の気象記念日(6月1日)に、気象庁講堂において公開ワークショップが開かれます。
内容はNHK報道局気象災害センター長の小嶋氏の講演と、気象キャスターも参加するパネルディスカッション。
事前申し込みが必要ですが、誰でも参加できます。
当日は、マスコットキャラクターの名前の発表もあります。
2004.05.15
2004.05.04
朝霧高原

撮影場所は「朝霧高原道の駅」名前のとおり霧の中・・・というか、雲の中です。
寒冷前線が接近しており、南から暖かく湿った空気が入り込んでおり、それが南に開いた斜面で上昇して雲が発生しているわけで、その斜面をずっと下って富士市まで行くと雲の下に出ました。
寒冷前線の前面の強い風は関東地方でも吹き、辻堂では11時に14m/sを記録しました。
2004.04.27
記録的な強風
低気圧に向かって吹き込む南風が全国的に強く、各地で被害が出ました。
東京では最大瞬間風速が32.2m/sに達し、4月としては観測史上第2位の記録。
毎正時の24回の最大風速は12m/sで、毎正時の最大風速の約2.7倍の瞬間風速が吹いたことになります。
従来、突風率(瞬間風速÷平均風速)は約1.5倍程度と言われていましたが、最近の実際の観測を結果を見るとこの値が大きくなっていて、約2倍以上の風が吹くことが多くなっています。
湘南、辻堂の4月27日の毎正時の最大風速は15m/sでしたから、上の突風率を当てはめると約40m/s以上の瞬間風速が吹いていたか可能性があります。
2004.04.24
一転して寒い一日

一昨日の暑さが嘘のよう。今日の最高気温は、16.3℃。10℃近くも下がってしまいました。
上空にも強い寒気が入っており(今朝9時の輪島の500hPaの気温は真冬並みの-31.1℃)、大気の状態が不安定で雨が降り、16時前後には雷も鳴りました。
2004.04.22
記録的な暑さ
今日の辻堂の最高気温は26.1℃。4月としては過去最高の暑さとなりました。今までの1位は1998年4月20日の25.5℃。関東地方の内陸では30℃を超えたところもあって、もう夏の気温です。
ただ、湿度は低く、思ったほど体感気温は高くありません。
2004.04.19
彩雲?水平環?
4月16日(金)に関東地方で彩雲を見たという写真が掲載されている。
http://komori.air-nifty.com/
「空の色と光の図鑑」の写真で有名な武田さんによると、「水平環(環水平アーク)」ではないかとのこと。
私も分光の具合が彩雲のようにまだらではなく、ほぼ水平であることから水平環ではないかと思う。
2004.04.02
2004.03.27
幻日

久しぶりに暖かくなりました。東京と横浜で桜が開花した3月18日以来の朝からの好天です。
それでも午後からは高気圧の後面に入り初めて、薄い巻雲がかかり、太陽の右横に分光して虹色に見える幻日(げんじつ)が現れました。
2004.03.26
気象庁マスコットキャラクター
気象庁のマスコットキャラクターのデザインが決まり、昨日から「愛称を募集中」です。
「はれ」と「くもり」と「あめ」のマークだから「はくあクン」なんて多そうですが、もうちょっと可愛い名前がいいなぁ(^_^;)。
2004.03.24
森田さん、森さん

TBSニュースの森ほかに出演している、日本の気象キャスターの第一人者森田さんと、都内某所で密会してきました(^_^;)。
お隣は、やはりTBSニュースの森日曜版などに出演している、森さんです。
お二人ともウェザーマップの所属です。
4月から、出番が増えるようですよ(^_^)。
2004.03.16
さくらの開花間近

気象庁がさくらの観測の標本木を設定している、靖国神社のさくらです。
まだつぼみですが、ずいぶん膨らんできました。3月10日に気象庁が発表した開花予想では、3月18日が東京の開花日になっていましたが、1両日中には咲きそうです。
標本木ではない木では、一輪咲いていました。

2004.03.14
2004.03.11
春?番
今日も寒冷前線の通過前に強い南西の風が吹きました。
気温も上がって、横浜の最高気温は21.0℃。熊谷ではなんと25.9℃まで上がりました。
予想通り、寒冷前線の後ろ側には大陸からやってきた黄砂があり、各地で観測されました。
2004.03.10
黄砂情報
今年初ということはとりもなおさず史上初の黄砂に関する全般気象情報が発表されました。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/kishojoho/zenkoku/593643184.html
黄砂の実況はこちら。
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/info_kosa.html
2004.03.05
中学2年生が気象予報士試験合格
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040305-00000112-kyodo-soci
驚く人も多いかと思いますが、試験のポイントを押さえた試験向けの勉強に慣れた子が受けるとこうなるという例かなと思います。ぜひとも、本当の気象の勉強を続けて欲しいものです。
2004.03.03
さくらの開花予想
今日の気象庁の発表によると、横浜と東京の桜の開花予想は3月20日。
予想どおりに桜が開花すると、東京では早い開花第2位タイとなります。
こんなに早いと、入学式のころには散ってしまいますねぇ。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0403/03b/sakura1601.pdf
2004.02.23
「これからの気象教育」
日本気象協会が「これからの気象教育」をテーマに論文を募集しています。
日本気象協会
「気象教育」は、最近、日本気象学会や地球惑星科学関連学会でも関心の高まりつつある話題です。
どんな論文が出てくるでしょう?
暴風雪
「春二番」のあとは、「春一番」の後と同じように強い冬型の気圧配置に変わりました。
北海道や東北地方では暴風雪になっていて、融雪口に落ちたり吹雪で交通事故が起きたりと被害が広がっています。
東京(世田谷)でも突風被害がありました。また、沖縄ではウィンドサーファーが流されて、残念なことに一人亡くなってしまいました。
やはり「春一番」は災害の前触れの言葉です。
2004.02.21
2004.02.18
春一番
先週の土曜日(2月14日)関東地方では「春一番」が吹きました。
「春一番」の言葉は「1859年(安政6年)に長崎県壱岐の漁師53人が遭難した強風に由来する」というのが気象関係者の間では定説となっています。私としては、遭難したときに「春一番」と名付けたのではなく、この前から春になってから最初に吹く強風をそう呼んでいたのではないかと考えています。
ところが最近、気象予報士会の広報誌「てんきすと」に宮城県の小野寺さんという方から、池田市史の資料編にある日記では、天保2年1月1日(1831年2月23日)に既に「春一番」という用語が使われているという投稿がありました。また、安政2年1月8日には春一番の解説として、「江戸廻船人之通語ニ秋冬西北風かちのもの常也、江戸下日和は多ク登船少ク自然と江戸滞船多、春気の東風吹初待チ受登船多在之、因之春一番と唱」とあり、「本来の意味は冬の季節風のため江戸で滞船を余儀なくされた船人たちが上方へ帰るためにまちわびた、春の初めに吹く強い東風だったようである。」という説を紹介しています。
「春一番」という語感からすれば、こちらの方が合っているような気がします。
2004.02.04
立春
先日(2月1日)、朝日新聞に立春の日に卵を立てている中央気象台職員の写真(1947年)が掲載されたら、「あんな非科学的なことをやって!」というお叱りの電話が来たらしい。
果たして、何を目的とした実験だったのかは分からないが、「非科学的だ」と言えるのは現代だからであって、まじめに実験をするという姿勢は、決して批判されるようなものでは無いと思う。
この話、中谷宇吉郎の随筆に書かれていて、学校の教科書に取り上げられたこともあるらしい。
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