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2008.03.11

第10回気象サイエンスカフェ東京

20080311

 久しぶりの「気象サイエンスカフェ東京」はNHKの気象解説でおなじみ、花粉予報のさきがけでいらっしゃる村山貢司さんをお迎えして「『増え続ける花粉』-花粉飛散研究のいま-」と題して開催しました。
 今回は、気象サイエンスカフェ東京としては初めて、ゲストとファシリテーターとの対談方式で前半を行ってみました。ファシリテーターは、不肖ながら私が勤めました。

 花粉症とは何かという話からはじめて、花粉症の予防法、観測の話し、予報の方法と、自分も花粉症である程度は知識を持っていたものの、初めて聞く話が多く、大変楽しい会になりました。
 自分が印象に残った話は次のとおり。

 ・「花粉が観測された」と発表するのは1cmあたりに1個の花粉が発表された時なので、その時には既に1平方メートルでは1万個の花粉が落ちていることになる。
 ・花粉の元となる杉の木は、戦後植林されてそのまま放置されている(材木として使用されない)ため、今後少なくとも2050年まではスギ花粉は増え続ける。
 ・現在、花粉症になっていない人も、花粉をある一定以上浴びると花粉症になる可能性がある。遺伝的に花粉症を発祥しない人は日本人の15%しかいない。
 ・雨が降っていると、杉は花粉を飛ばさないが、翌日になって二日分飛ばすことになる。
 ・雨の降り始めは下降気流によって、上空の花粉が地上に降りてくるので花粉の量は増える。
 ・日没以降も、対流が収まって花粉症は地上に降りてくる。このため、花粉数のピークは昼と夕方。
 などなど。

 写真は後半の質問時間のもので、左端で顔を見せているのが村山さんです。

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Posted by: Kissing Guide | 2011.02.17 at 11:24 AM

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