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2008.03.25

湘南で雹

S080325_21171

帰宅時間(おおよそ21時前)に湘南で凄い雷雨。家に帰ったら、隣の庭には、雹が積もっていました。

T_080325_2117

雹の大きさはおおよそ1cmほど。

このときのレーダーエコーを見ると、小田原市付近で発生した積乱雲が西にゆっくり動いたことが分かります。非常に局地的な雨で、東京では全く降らなかったようです。

Radar_anime
(気象庁HPのレーダー画像を動画にしました)

**** 4月1日追記 ****
どうやらこのとき、竜巻(漏斗雲)が発生していたようです。

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2008.03.21

天気予報を信用している人は94%

朝日新聞の世論調査によると、天気予報を「信用している」人と「ある程度信用している」人の割合は94%もいるのだそうな。家族を信用している人が97%で、それに続く数字だとの事なので、いかに高いかが分かるだろう。
面白と思うのが「科学技術」を信用している人は86%で天気予報よりも低いこと。天気予報は科学技術の成果なのだが、科学技術よりも天気予報の方が信用されているということは、科学技術の中でも原子力や遺伝子活用技術などのように、明らかに反対する人がいる技術に比べて信頼されているということなのだろうか。それとも、天気予報を伝えている気象キャスターの皆さんのキャラクターに負うところが多いのだろうか。後者だとすれば、科学技術において、天気予報はコミュニケーションが取れている分野と言えるのかもしれない。
もう一つ気になるのが、「官僚」を信用している人は18%と非常に低いこと。気象予報士が発表する天気予報でも、その元データとなる数値予報は気象庁発表のものが基本となっているので、天気予報の大半は公務員、つまり官僚が作っていることになるのだが、一般の人にはそういう感覚はないのだろう。気象庁職員も自分が官僚と思ってはいないと思うが。
色々と考えると94%という数字、なかなか興味深い。何はともあれ、この信用を失わないようにしなくては。

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2008.03.11

第10回気象サイエンスカフェ東京

20080311

 久しぶりの「気象サイエンスカフェ東京」はNHKの気象解説でおなじみ、花粉予報のさきがけでいらっしゃる村山貢司さんをお迎えして「『増え続ける花粉』-花粉飛散研究のいま-」と題して開催しました。
 今回は、気象サイエンスカフェ東京としては初めて、ゲストとファシリテーターとの対談方式で前半を行ってみました。ファシリテーターは、不肖ながら私が勤めました。

 花粉症とは何かという話からはじめて、花粉症の予防法、観測の話し、予報の方法と、自分も花粉症である程度は知識を持っていたものの、初めて聞く話が多く、大変楽しい会になりました。
 自分が印象に残った話は次のとおり。

 ・「花粉が観測された」と発表するのは1cmあたりに1個の花粉が発表された時なので、その時には既に1平方メートルでは1万個の花粉が落ちていることになる。
 ・花粉の元となる杉の木は、戦後植林されてそのまま放置されている(材木として使用されない)ため、今後少なくとも2050年まではスギ花粉は増え続ける。
 ・現在、花粉症になっていない人も、花粉をある一定以上浴びると花粉症になる可能性がある。遺伝的に花粉症を発祥しない人は日本人の15%しかいない。
 ・雨が降っていると、杉は花粉を飛ばさないが、翌日になって二日分飛ばすことになる。
 ・雨の降り始めは下降気流によって、上空の花粉が地上に降りてくるので花粉の量は増える。
 ・日没以降も、対流が収まって花粉症は地上に降りてくる。このため、花粉数のピークは昼と夕方。
 などなど。

 写真は後半の質問時間のもので、左端で顔を見せているのが村山さんです。

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