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2006.08.28

冥王星

 冥王星を太陽系の惑星ではなく別の分類に属するものとすると国際天文学連盟が決定した。このニュース新聞各紙、テレビなどが取り上げるのは分かるが、バラエティー番組でも話題にするのはなぜだろう?それも、総じて「惑星から外されて可愛そう」という妙に情緒的なものだ。ひょっとして、テレビ関係者(そしてかなりの一般の人)に、「科学的真実は絶対」とか「教科書で習うような基本的なことが今頃分かったのか?」というような考えがあるのではないだろうか。
 冥王星は従来からその質量が小さいことから、「惑星に値する天体かどうか疑問視(『松井教授の東大駒場講義録(松井孝典)』より)」されてきた。そこで、今回新たに「dwarf planet」という分類をつくり、その問題に決着をつけたもの。「惑星」でなくなったからといって、冥王星がなくなるわけでも、その存在を無視しようというものでもない。
 科学研究の進歩に伴い、新たな事実が分かることや、新たな分類が必要になるのは当然のこと。さらには、それに応じて教科書が改訂されるのは当たり前のことではないだろうか(改訂されないほうが問題)。
 現在中学生に使われている教科書は、昨年教科書検定を受け、今年度から使われ始めたばかりなので、確かに面倒な作業ではあるのだが。

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