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2006.08.17

台風10号

 台風10号が日本に近づいている。後ろから追ってきた台風11号が昨日9時に熱帯低気圧に変わった。二つの台風が近づくと、合体してとんでもないこと起きそうな気がする人もいるようだ。

 台風は水蒸気をエネルギー源としているため、二つの台風が並んでいると、大気中の水蒸気の取り合いになる。結果として、勢力の強い方が水蒸気を独り占めして、勢力の弱い方は台風として存在することができず熱低化し、その後ただの雲の塊となり、勢力の強い台風に取り込まれていく。

 これだけ日本に近づいても台風10号の勢力が弱くならないのは、海面水温が高いこともあるが、11号のなれの果てから水蒸気を補給されていることも無関係ではないだろう。

 二つの台風が近づいた場合の動きを説明する用語に「藤原の効果」というものがある。イメージとしては、まさに今日新聞等で大きく報道発表された「冥王星とカロン」の関係と同様だ。ただ、衛星は固体であるのに対し、台風は気象現象であるところが大きく違う。

 7月に大きな被害を出した九州で、さらに被害が拡大しないことを祈りたい。

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