南関東の大地震確率、M7級は30年以内に70%
南関東でマグニチュード7クラスの大地震が30年以内に発生する確率は70%であると政府の地震調査委員会が発表した。
http://www.asahi.com/national/update/0823/018.html
ちょっと聞くとずいぶん確率が高い気がするのは私だけだろうか。
確率というと降水確率が思い浮かぶが、実は降水確率とこの大地震確率は似ているようで、意味するところが大きく違う。
例えば南関東地方で降水確率70%と言うと南関東のどこでも降水がある確率が70%であるという「地点確率」であるのに対し、上の大地震確率70%というのは南関東のどこかで大地震が発生する確率が70%という「地域確率」である。
広い面積の方が、どこかで雨が降る可能性は高くなるというのは当たり前の話で、たとえば最近のように大気の状態が不安定な時期だと、「明日、南関東地方のどこかで雨の降る確率」は100%近くになるが、だからと言って「どこでも雨の降る確率は100%」というわけではない(ずっと低い確率である)ということはおわかりいただけるだろう。
朝日新聞の記事にも、東大の島崎先生の「どこで起きるか特定できない広い地域で算出したため。各地域ではあまり高くない」というコメントが載っているが、これは上のようなことがあるためである。




Comments
所長さん、こんにちは
初めてお邪魔しました。こちらでもよろしくお願いいたします。
(現状ではココログへのリンクは表示できてませんので、あしからず)
Posted by: HOOP | 2004.08.29 at 01:21 PM